和歌山県へ2泊3日、車で夫婦旅行に行ってきました!
行き先は太地町、那智勝浦町、串本町、白浜町です。
夏は旅行客が多いだろうと思い6月下旬に行ってきたんですが、梅雨突入の直前だった(笑)
さてさて。
この記事では我々夫婦の観光ルート・観光名所の詳細・宿泊ホテルについて、実際に行ってみたリアルな体験談として観光情報を好き勝手に語りまくるんだけど、想像以上にてんこ盛りの濃厚な旅行になりまして。
情報を分けながら詳しく語っていこうと思います!
第一弾である今回は、1日目前半の珍道中と、太地町のくじらの博物館をご紹介します♪
実際の時系列も記載しとくので滞在時間の目安にどうぞ!
めちゃくちゃ充実した大満足の旅行だったので参考にしてもらえたら嬉しいです。
2泊3日の旅程表
行き先は基本私が決めます。私の行きたい場所に夫に付き合ってもらう形ですね。それをもとに二人で「1日目はココ、2日目はココ…」など行く順番を決め、予算内で夫が宿泊先を選定。(なお、予算は気分で変動)
「せっかくだし十津川村を通って行くか」
という夫の提案により完全に下道で、食費は削れる範囲で削るということで意見が一致し、無事に旅程が決定!
1日目 | 12:00~《太地町》到着後ランチ 12:45~ くじらの博物館・海洋水族館マリナリュウム 15:50~《那智勝浦町》お蛇浦海岸 17:00~ ホテル浦島にチェックイン |
2日目 | 9:30~《那智勝浦町》熊野那智大社 ●12:40~《串本町》橋杭岩 ●13:30~ 串本海中公園 16:00~《白浜町》三段壁洞窟 16:55~ 千畳敷 ●17:20~ 湯快リゾートプレミアムホテル千畳にチェックイン |
●3日目 | 10:00~《白浜町》白良浜 11:00~ アドベンチャーワールド 17:00~ 観光終了! |
●は、当日に急きょ決まった場所。
3日目自体にも●ついているけど、元々1泊2日だったんです。夫のテンションが上がったため急きょさらに1泊することとなった次第です。(ワーイ!)
1日目、太地町までの道のり
奈良県の十津川村を通る。
橋の赤さが山の深緑に映える。
入浴剤入れたの?って思うほど美しすぎる川。
こんな素敵な川が度々出現するので、長い山道のドライブにも飽きずに楽しめました。
阪本吊橋
思いがけず吊り橋に遭遇!
駐車スペースがあったので車を停めて実際に渡ってみる。ワクワク。
予想していたよりも意外と丈夫!左右が固定されてるから横揺れはなかったけど上下に少し縦揺れする。普段から利用されてる橋なのか、渡りきった先の左手には階段が続いてて集落があるように見えました。
(流れている川は天ノ川というロマンティックな名前だったということが後日Googleマップで判明。)
奈良県の公式HPにある吊り橋マップによると、長さ108メートル、高さ15メートルらしい。
結構長い吊り橋だなぁと思いきや、十津川村には 谷瀬の吊り橋 という日本一長い吊り橋があるとか。
その長さ、なんと297メートル、高さ54メートル!! 怖そう…!
(今回はルートから外れるし…って断念したけど、数分後、その吊り橋が意外にも近かったことを知る。「あんなに近いんなら行けたよな」と我々は思った。)
レトロなトンネルが多数。こういう細くて造りが古いトンネルの雰囲気大好き。軽自動車ならすれ違いも余裕でした。
「今どこら辺かしら」とナビを確認した私の目に飛び込んできたのがコチラ。
由来が気になりすぎて後日調べてみたがヒットせず。クソ~!
ヒントになりそうなのが、大阪の千早赤阪村にある 糞谷 。鎌倉~室町時代の兵による「敵に糞尿を投げつける」という無茶苦茶な戦法に由来する場所なのだとか。
十津川村のクソ谷にもそんな壮絶な過去があったのか、謎は深まるばかりである。
道の駅 奥熊野古道ほんぐう
途中で通行止めの箇所があったため道をそれたところ偶然出会った道の駅。
お土産売り場、イートインコーナー、トイレ併設で居心地良かった◎
手作りブランコの映えスポットも。奥の通路には川へ降りられる階段が。実際に降りてみたら石ころが大きめで歩きにくく、川まで少し距離があるのでサンダルだと足元が危ないかも。
(絶対谷瀬の吊り橋行けたわ…ってくらい川ではしゃぎまくった我々)
《太地町》
道の駅から1時間ほどで太地町に到着。長い道のりでした…!!(寄り道しまくったせい)
この時点で11:50頃。まずは腹ごしらえ!
もぐもぐ食堂
福祉施設に併設された食券制の激安の食堂。
なんとここ、日替わりランチが50食限定で300円! しかも、味噌汁・ご飯・お茶のおかわり自由なのです!
ちなみに我々は12時来店で48、49番目。量は少なすぎず多すぎず、一般的な定食の量。
ウッドテラス席が設けられていて海も眺められます!
くじらの博物館
クジラの生態・標本・400年に及ぶ太地町での捕鯨漁に関する貴重な資料などが約1,000点も展示されています。
なんと世界一のスケールを誇るのだとか!!
博物館 本館
博物館内は全体的にこじんまりとしてレトロな雰囲気。
液浸標本(ホルマリン漬け)が凄かった…! クジラの舌、心臓、生殖器の一部…etc。
クジラに関する様々な衝撃的な液浸標本が見られるのは多分ここだけ。
(小川洋子さんの『薬指の標本』の世界のような、静かで、少し異質な雰囲気が好きだった)
イルカショーとクジラショー
イルカショーはプールで、クジラショーは海で、1時間ごとに交互にショーが行われている。
この日は4頭が元気よく泳ぐ姿を見れた◎
エサあげ体験だけでなく、いろんなふれあい体験もできるみたい!
海洋水族館マリナリュウム
この水族館には、世界的にも飼育の例が少ないアルビノのバンドウイルカが飼育されています。 ※アルビノ…メラニンなどの遺伝情報の欠損などで白化。
ちなみに白変種のクジラも飼育されているそうですが、水族館ではなくショーエリアのふれあいの海にて飼育されていました。 ※白変種…色素の減少で白化。ホワイトタイガーなど。
入口からすでに美しいトンネルが見える。
ゆ~っくり回転しながら泳ぐクジラ。
まるで背泳ぎしてるようだ。
▼アルビノのバンドウイルカがこちら!
一緒に泳いでいるイルカと比較すると白さが分かりやすい。
アルビノのクジラ類など20種類は野生下で観察されているそうだけど、水族館で飼育された例がほとんどないという事実を踏まえると、こうして目の前で泳いでいる姿を見れるのはとても貴重な光景なんだなぁ…と感動しますね。
小さな水族館だけど、その分イルカやクジラたちが何度も周回してくれるのでシャッターチャンス多しですよ!
くじらの博物館のすぐ近くに実際に使用されていた捕鯨船も展示されていた。
近くまで行くと大迫力! 甲板へ続く階段があったけど封鎖されてた。以前は公開されてたのかな?
ここまで見終わって、時刻は15:30頃。
2時間半も滞在していた…!
これだけは伝えておく
くじらの博物館と串本海中公園の セット割引チケット なるものが存在したらしい…!
しかも有効期限が発行から1週間という親切さ。
我々の場合、串本海中公園のほうは2日目の当日に急きょ行くことが決まったから仕方ないとはいえ…何とも言えない複雑な気持ちに…!!
※公式HPの営業案内→アクセスに詳細の記載あり。
1日目後半、那智勝浦町へ続く
ここまで読んで頂きありがとうございます!
結果的にはすごく楽しかったし、これはこれで我々夫婦らしい旅行の始まり方だと思うけど下調べ不足が否めない〜! 谷瀬の吊橋行けなかったのも、チケットの大幅な割引逃したのも痛かった…。
でもそういう後悔した部分をここに記載できたことで、自分なりの発見にもなったし誰かの被害を防ぐことにもなるし(大げさ)、大目に見ることとします。
次回は1日目後半に観光したお蛇浦海岸と、ホテル浦島の宿泊レポです! 両方とも異世界のような雰囲気をまとった素敵すぎる場所だったので、次回の更新もお楽しみに♪
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